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その奥は深いのか。
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変態は変態。
 マーチン・スコセッシ監督、レイ・リオッタ、ジョー・ペシ、ロバート・デ・ニーロ主演、マフィア映画の名作「グッドフェローズ」では、マフィア仕事の合間、男たちは料理をしまくります。ポモドーロの赤と、制裁や暗殺の流血が対比され、お洒落この上ない。
 「仁義なき戦い」シリーズで登場人物たちは何一つ美味いものを食べさせてもらえません。無論時代が違う、というか対比に無理が有りまくりですが、それでもそもそも食に対するメンタリティが彼我では雲泥の差があります。その圧倒的長所の前に、戦争がヘタなど何の欠点になりましょう。

 だから、イタリアは枢軸いちのヘタレなのです。

 アニメ「ヘタリア」放送中止 「諸般の事情」で

 俺はポリティカリーインコレクトなネタは大好きなので、「ヘタリア」読みました。面白い。しかもユルいユルい。この程度。
 このネタには「自虐の洞察」とでも言うべき、自らも冷酷に客観視しバカにしておく、という前提が必須です。そうしないとただの悪口になりギャグは成立しません。この場合の悪口はレイシズムと呼ぶことさえ出来ます。
 「ヘタリア」でも枢軸の仲間すなわち我が日本とドイツも、民族的気質という鬱屈をかかえ、「ヘタレ」の免罪符の下自由奔放なイタリアを羨ましがっているとさえ言えます。

 イタリアというのは、枢軸の一員であった第二次大戦時はおろかこの21世紀においても、現職首相が、与党党首として「選挙に勝つまでセックスを断つ!」と公約する、文化レベルの高い国です。

 メカの世界においては、「カッコイイ」と言う性能を第一義とし、それを易々と世界最高に到達させる資質を持ち合わせ、たとえば徹頭徹尾レーサーでありグランツーリスモであるフェラーリの前には、名車ポルシェも所詮「戦車屋」のクルマでしかありません。

 この楽しいある意味「罵り合い」に参加するには、ある意味「変態」であることが条件です。ドイツの宿敵大英帝国は、世界に冠たる変態の本場ですし、大フランスはオカマ共和国です。極東の果てにある我が国は、異常なまでの勤勉と、独英に匹敵する独創と思い込みで参加資格を得ています。

 「ヘタリア」でおっぱいをつつきたがる朝鮮というギャグは秀逸だと思いました。俺はバカにできるほど韓国の事を知りません。すなわち、バカにするしない以前に、この「ヘタリア」世界での参加資格を得ていないのです。

  青鳥(チンニャオ) (光文社文庫)
青鳥(チンニャオ) (光文社文庫)
ヒキタ クニオ
| 魂の読書 | 16:01 | comments(0) | - | pookmark |
みたいな
 第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞

 この賞そのものを初めて知りましたが、ケータイの分際で、世界最古のラヴ・ストーリィである源氏物語を名に冠すとはいい度胸だと、のっけの差別発言です。

 さぞやアタマが変になるだろうとネガティブな期待をして読んでみましたが、このブチブチの言葉の流れ、サイクルの速すぎる訥弁というか、面白いと思いました。

 書いてある内容その他、まったく同感できる部分はありませんし、主人公のコの心象を考えるのも苦痛ですが、同感できない奴の事を読ませるのも小説です。

 まとめとしては我々の世代の兄貴分にあたるネットゲリラ氏のエントリがわかりやすいです。

 引用されているスレッド、そしてコメント中で、爆発的に現れるパロディの数々。
 これほど引きの強い原典は珍しい。

 それにしても、秋元康は本当に商才がありますね。彼が何かを売り出すたび、「おまえ本当はこんなもん好きじゃないだろ」と心中ツッコミを入れるのも20年前と一緒ですが。

 瀬戸内寂聴がひそかにケータイ小説に挑んでいたそうです。
 1行がえらく短く、ページのないスクロールのみ。フンドシのような原稿用紙で誰が何を書くか?

 トリッキーな事といえばやはり筒井康隆。小説に限らず詩も果てしないスクロールとかで何かやれそうです。

 俺はとある呑み屋の主催する句会に所属していますが、思いついたアイデアはケータイにメモしていきます。すくなくともこの用途としては、紙のメモやラップトップより具合は良いです。
| 魂の読書 | 04:29 | comments(0) | - | pookmark |
COSMIC MOTORS
COSMIC MOTORS -遥か彼方の銀河系の宇宙船、車、パイロット-
COSMIC MOTORS -遥か彼方の銀河系の宇宙船、車、パイロット-
ダニエル・サイモン

 F1のマシンを間近で見ると、フォルムの美しさもさることながら、ディティル=エアインテークの形状や、エグゾーストパイプまわりの耐熱素材の使い方、熱逃がしのスリットの入れ方、カウルの分裂部分のラインの入り方と、ボルトの佇まい、足回りのカーボン、チタニウム、マグネシウムアロイ等々の金属の質感の違いなど、ボディを構成する材料の質感の違いが「凄み」のようなものを付加していることに気づきます。

 この感覚は、航空機=とくに軍用の航空機にも見られます。軍用の場合は、そこいら中に書き込まれた矢印や注意書きが、たとえば点検口のフタの縁のペイントが少しはげているとか、実用のしるしが迫力につながります。

 「COSMIC MOTORS」には、異星のレースストーリィに出てくる、F1マシンと軍用機をあわせたようなマシンが素敵なイラストで描かれています。おもにCGのようですが、質感の取り合わせのセンスがすばらしい。

 意表をついていながら、どこか懐かしいレーシングカーの趣をもつフォルムを、航空機とレーシングカーの気持ちいいディティルで組みあげた異星のレーシングマシン。

 シド・ミードやロン・コッブに通じるものもありますが、この作品には、ソリッドさとともに稚気があふれ、「カッコいいなー」とガキのように口をあけて眺めていたい衝動にかられました。

 口あけて眺めていたのですが。
| 魂の読書 | 22:35 | comments(0) | - | pookmark |
御大につづけ
ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社MOOK)
ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社MOOK)

 さて、実際に計測すると55个慮さを誇る雑誌「ファウスト」。
 「ビアンカ・オーバースタディ」を読んだ後、どうするべきか?とりあえず厚くて邪魔、と思ったら立つんですねこの本は。おお、外付けHDと高さがピッタリだ!
 しかしこの厚さで無線綴じで背割れしないとは!製本技術も進化し続けているようです 

 という与太はともかく、これから読みます。全部。

 出版トピック:「ダンシング・ヴァニティ」の筒井康隆さん

 本を買うにもアマゾンばかり、たまに本屋へ行っても稼業の資料探しとか、という状態が何年も続いているので、実際のところライトノベルが本屋のどこにおいてあるかも実は知りません。

 「ライトノベルの読者が100万単位でいると言われる。読むと、文体も設定もきちんとしている。表紙のせいで漫画と一緒に置かれているだけだ。悪口を言うのではなく、今度、自分でも書いて読者の目を向けさせようと思っている」

 しかしアニメ系だろと敬遠していました。筒井康隆の目論見どおり、俺は目を向けます。

 「仮に文学が終わるとしても、その前に人類の方が滅亡するよ」

 これぞSFの魂。
| 魂の読書 | 06:30 | comments(0) | - | pookmark |
グスタフ・レトロスペクティヴ
ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社MOOK)
ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社MOOK)

 俺は、「明日は今日より面白い」をモットーとしておりますが、どうにもここ数年回顧がかっていけません。

 唐突ですが、ラノベを読み始めました。
 なんでかというと。筒井康隆がなんとラノベを。それもジャンルではスタアなイラストレータと組んで雑誌「ファウスト」に連載。
 しかもタイトルが「ビアンカ・オーバースタディ」。
 ウィリアム・ギブスンのスプロール3部作最終巻「モナリザ・オーヴァードライブ」の捩りであることは明確(違うかも)!これは読まずば!

 読後感は「時をかける少女」+「郵性省」+「七瀬」?違和感なく面白い。ジュブナイル。

 しかしこの「ファウスト」という雑誌、なんですかこの厚さは。
 本誌に連載するというところに御大の目論見があるか?
 「朝のガスパール」のようなカタストロフが巻き起こるのか?起きるといいなあ。

 残りの厚さ40数ミリ分どうしましょう。
 回顧趣味から脱するために読むべきなのでしょうが、挿絵もといイラストが・・・・。
| 魂の読書 | 19:19 | comments(0) | - | pookmark |