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z-bufferその奥は深いのか。
2009.05.30 Saturday
下衆の格付け
「喫煙やめてほしい著名人」1位志の輔さん、4位に首相
表:たばこをやめてほしい著名人 まあ、こんなものは目くじら立てるようなものでも、と思いましたがこの「タバコ問題首都圏協議会」のサイトを見ると、このスットコドッコイなランク付けを何年もやっているのですね。 もちろんランク付けくらい好きにやりゃ良いんですが、たとえば2008年この「寸評」とやらの気味悪さはなんでしょう? たとえば明石家さんま「秋刀魚を焼く煙ならいいけれど、タバコの煙はやめてほしい。」 宿敵養老孟司先生「科学者らしく勉強して禁煙してほしい。/「養老院」もやがては禁煙に。」 ふざけるな。真面目に嫌煙運動をやれ。他人の人格やプロの職能に茶々を入れるな。だれも貴様らの「うまいこと言え」なんか求めていない。 養老孟司が東大教授を自主退官するときの文春への寄稿に「死者を数十年扱って、死者は私だと言う結論を出した。正確さを好むのなら、未来の私だと言ってもいい。そんなことは、解剖なんかしなくても、わかりきったことではないか。そう思われるとしたら、あなたは私よりもはるかに利口なだけである。私は三十年かかって、それに気がついた。だから大学の教授は馬鹿だ、と世間ではいう。」とありました。 学問の極限を行く男のみが吐けるセリフです。プロの科学者に対し簡単に「勉強しろ」と言える恥知らずなメンタリティを持つ連中に、下品な「うまいこと」言われる筋合いはありません。 俺が嫌煙論者を「ファシスト」と呼ぶのは、彼らが特質として持つ、人格と文化に対する絶望的な無頓着さに因ります。 2009.05.29 Friday
なんでも積めるよ
世界最大の輸送機、アントノフAn124ルスラン。
機体と地面が恐ろしく近く、しかも機体を前方に傾けられるため、ペイロードの積み卸しがすばらしくスムーズです。 また、エア、エンジン、ホイールともに強力なブレーキを装備し、離陸には2,500m以上必要な滑走距離を、着陸時には800mに短縮してしまいます。 この記事のように電車を運んだり、パリダカの出場車両を「まとめて」面倒見たり、ボジョレー・ヌーボーを満載したり、でかい人工衛星を積んだり、難民を部族丸ごと方舟のようにエクソダスさせたり、大活躍するロシアらしい傑作機です。 冷戦期を知っている俺とかは、制空権を奪われた北海道の空からルスランが飛来し、狭かろうがボロかろうが構わず、どんどん着陸。 巨大なノーズゲートから現れるのはT-80とかの怖ーいソヴィエト戦車。というイメージでした。 今は(予算次第ですが)たとえば三井物産に一本電話を入れれば、このでっかい輸送機をチャーターできます。 2009.05.29 Friday
肉は生
この記事の意図がどこにあるにせよ、総督が新鮮なアザラシの肉を「ウル」ナイフで削ぎ、また心臓も所望したというのは、なんとも美味そうで良い景色です。
ちなみにウルはこんなやつ。 ■ 海からとっ捕まえてきたやつは、まずナマで食ってみる極東の野蛮な生臭食い民族の一員であることをを誇っていても、さすがに生アザラシは引くかもしれません。 しかし「アンソニー世界を食らう」のベストエピソードのひとつ、カナダ編で、イヌイットに仕留めたてのアザラシをふるまわれる所を見たあとでは、なんとも美味そうで。 2009.05.27 Wednesday
Run with the Wolf
栗本薫/中島梓 逝去
汲めども尽きぬ奇跡の書き手が、あまりにも早く、地上を去ってしまいました。 忘れられないのは、初期の中編。 「ロック」なSF。 それこそ狩撫麻礼のような予兆と啓示に満ちた「セイレーン」。 人類滅亡を無限の希望と矜持で包み込んだ「Run with the Wolf」。 あの日SFマガジンを開いたまま、涙が止まらなかった。 セイレーン (1982年) (ハヤカワ文庫―JA) 栗本 薫 2009.05.26 Tuesday
ワンダーフォーゲル
アダルト雑誌を不法投棄「恥ずかしいので…」市の環境対策職員を逮捕
奈良県警宇陀署は25日、アダルト雑誌など計約150キロを不法に捨てたとして、廃棄物処理法違反容疑で三重県名張市環○対○室○査、橋○晋○容疑者(47)=奈良県宇陀市○○○区○○=を逮捕した。 昭和は、その野蛮さと裏腹にエロ的に極めて厳格な時代で、「具」はおろか「毛」さえも露出することは絶対にまかりならん時代でした。 それは芸術に対してさえ容赦なく適用され、たとえば、ひたすら「カッコ良く」どう転んでも「劣情を催す」というタイプではないロバート・メイプルソープの写真集にさえ、無残な「削り」が施されていました。 そして21世紀・平成の現代。インターネットにより世界のエロ見放題。毛唐なんかイヤだ絶対に日本のモンゴロイド以外見たくない!と贅沢を言ったとしても、オフショアのサーバがそれを供給してくれます(善悪は別として)。具だろうと毛だろうと下手すりゃ中身(以下自粛)。 ■ その困難な時代、アダルト雑誌(←なんだこの単語)=エロ本を入手する方法として、「拾う」は、特に小中学生にとって主力とも言えるソリューションでした。 「裏山にエロ本拾いに行こうぜ!」なぜか裏山には、雨に打たれカサの増えたエロ本が落ちていました。 後に川側に住んでいたやつ曰く「河原には大抵カパカパになったエロ本が落ちていた」そうで。 海側に住んでいたやつは「松林にエロ本が落ちていた」と言います。 先日見たドラマ「CSI:」(ベガスかマイアミかニューヨークかは忘れてしまいました)では、カッチョイイ捜査官二人が砂漠を捜査しながら「なぜか砂漠にはエロ本が落ちてるんだよな」と子供時代の思い出を語ります。 おお、我が国だけではないのだ! われわれは、誰とも知らぬ「エロ本捨て人」によって、ゆっくりとオトナへ近づいていきました。 ■ 前述の市職員。職責に反する行為ですから、糾弾されねばなりませんが、エロ本であることを「目方」で晒されるとは。 いつぞやのジャニーズのおにいさんが泥酔フル○ン一発でガサ入れまで喰らった時も思いましたが、エロに関しては、立場の弱い人に厳しい時代だと思いました。 |