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z-bufferその奥は深いのか。
2008.07.23 Wednesday
監督不行届
先だってのF1イギリスグランプリ。スポーツバーにてカワイコちゃんと2人で観戦するという行幸を得ましたが、観戦中一番ウケたのは解説の今宮氏の「またウサギだーっ!」の絶叫でした。
おおむねサーキットは田舎にあるもので、シルバーストン・サーキットも同様です。何を思ったかウサ公どもがコースを横切る横切る。ナイフのように鋭いフロントウィングが時速300キロで迫る危険を多産の齧歯類どもはわからない! とはいえ、昨年スーパーアグリのアンソニーがウッドチャックに、一昨年CART参戦のクリスチアーノ・ダ・マッタがあろうことか鹿に激突してレースを台無しにし、クリスチアーノは意識不明の重傷を負ったことを考えると、今宮氏の絶叫は深く頷けるものでした。 ■ 高校水泳部困った 福島県教委が飛び込み禁止 およそ何のレースであろうと、速度を競っているエリアに無関係なものが迷い込めば、危険に決まっています。水泳=競泳はコースロープによってレーンが厳格に分かれていますが、これがない場合、たとえばトライアスロンのスイムセクションでは、ストロークしてるんだか前のやつの背中に悶絶パンチ叩き込んでいるんだか判らない状態になるそうです。 食らってしばらく波間を漂う羽目になった実業団選手から聞きました。 概ねクールダウンのためだと思いますが、スピードスポーツである競泳のためのプールに、ドシロウトのレスリング部が入ってきて、勝手に頭カチ割って死んだ。なんていうのは、レスリング部顧問の監督不行届以外の何者でもありません。 フロのように浸かってリラックスしてウォーキングとかするべきものを、パイルなんとかみたいな派手な技をふざけてかけたか披露したかが原因だと思います。 まともに競泳の飛び込みをして頭蓋がカチ割れるなんてあり得ません。極々、初心者が突き指とか、腹を少し擦過するとか程度です。 それにしても、この福島県教育委員会の非科学性と問題処理能力の無さ。逃げの一手の卑怯なレスリング部顧問の弁解をはじめ、責任とりたくない一新で全てが動いていることが見て取れます。 スピードスポーツで、スタートほど大事なものはありません。水泳の場合、水の抗力をいかに免れ、キックとストロークをどのタイミングでスタートさせるか。各選手の全集中力の更にその上の部分がスタートの瞬間に爆発します。 それをこのハイシーズンのまっただ中で止めるとは。 オダタッたレスリング部員が頭蓋カチ割っただけなのに。 県下全ての水泳部員にケツを持たせ、おっ被るべきレスリング部顧問が逃げている。 俺は格闘技に対し、モーターレーシングと同等の敬意を持っています。 神聖なマットに、顧問に連れられた海パンをはいたふざけた水泳部員が入ってきて、プロレスの真似事でもして首をへし折り一巻の終わり。結果、マットが使用禁止になった。 これが今、福島県の水泳部員が置かれている状況です。 2008.07.09 Wednesday
預かり物
先日、ある女子大生から刃渡り100ミリ強のでかいフォールディング・ナイフを預かりました。もちろん「ヤバいから隠してくれ」ではなく、シャープニングを頼まれたのです。
ブレードはドロップポイント。鷲の模様が入っています。材質やブランドは解りません。彼女がドイツに留学していた時、暴漢に襲われ、かろうじて難を逃れた後、護身用として求めたそうです。 実際問題としてナイフはほとんど護身には役立ちませんし、役立つような腕があれば相手を殺しかねません。ましてやフォールディング(折りたたみ)ナイフは開くのに両手が塞がります。それを承知の上で、彼女はすがるような思いでこのナイフを手に入れたそうです。 そしてヘヤサロンへ行き、髪を赤く染め、絶対にヤバそうに見える派手で濃いメイクで残りの留学期間を過ごしました。 ドイツで派手でヤバい格好、というと、ニナ・ハーゲンくらいしか思い浮かばず、色白で華奢な現在の彼女を見ていても、さっぱり想像がつきません。 その後護身のためにそのでかいブレードが開かれる事も無く帰国したわけですが、自分の外の世界が、悪意を持つ可能性、そしてその悪意に対し向き合った精神を忘れない為に、彼女はそのナイフを今も所持しています。(もちろん「携帯」してはいません) それは、人類が最初に手にした道具であるナイフが持つ精神性そのものだと思えました。 |