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その奥は深いのか。
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茶番
 うそつきおさるのジョージ、任期最後の「手柄」です。このうそつき。

 ここまで日本人を虚仮にした米大統領は居なかったでしょう。なにが自由の国だ。
 彼らの自由のための戦い、自由のための人殺しリストからは、この極東の独裁者、殺人者、国際的金融犯罪者、そして誘拐魔の金正日は外れているのでしょうか?

 原発の冷却塔を発破かけてぶち崩す。北朝鮮お得意のドンガラが見事に役立ちました。費用対効果はものすごい。
 技術と予算に優れるわが国は、この寧辺の核物質とそれを載せる弾道ミサイルに対抗するため、とてつもない制御技術の塊であるキネティック弾頭を開発しました。
 まあ、おそらく実際に弾道ミサイルを迎撃する日など来ず、ボンクラロボットアニメファンをぬか喜びさせただけに終わると思います。



 国家としての日本は、拉致被害者に対しどんなツラを下げるというのでしょうか。
 家族の理不尽な喪失の悲しみに、塩を擦り込むようなこの外交的失策を、だれが償うのでしょうか。

ひとまねこざる
ひとまねこざる
H.A.レイ,光吉 夏弥
| 時事[安全保障] | 18:22 | comments(0) | - | pookmark |
夜は千の眼を持ち、昼はただひとつ
 クラーク卿91歳、今日泊亜蘭老師98歳。74歳はあまりにも若すぎる。

 訃報:野田昌宏さん74歳 「スターウォーズ」を翻訳、「ポンキッキ」な人気番組制作も

 ガキへの科学とそのモラルへの啓蒙として、野田昌宏が果たした役割は大きい。彼はガチャピンの生みの親。
 宇宙であろうと深海であろうとエクストリーム・スポーツであろうと、「必ず本人がこなす」ガチャピンの姿は、大人が子供に見せてやれるものの中で最も真摯なものです。

 俺が初めて彼の翻訳に触れたのは、のちの扶桑社であるサンケイ出版から出た「第二次大戦ブックス」という新書版のシリーズ、「英独秘密兵器」篇でした。小学生の時です。

 そして数々のスペースオペラの翻訳。あの、時にべらんめえ調がまじるテンポの良い訳風。ひとの居ない昼休みの教室。

 ひとたび小説を放てば、テレビ屋シチュエーションから最新科学を「そう使うか!」と絶句させる壮大なホラ話SF。

 満を持して、ついに書き始められた大河スペースオペラ「銀河乞食軍団」。
 果てしなく心地よいSF的、スペオペ的小ネタと、スペースシャトルなど実際の宇宙開発の解説本などを著した下敷きから来る、リアルかつ壮大にして痛快なアクションまたアクション。

 そのスペースシャトルの解説ムックを読んだのは学生の頃。ロケットとミサイルの区別もつかないガキから、ロケット馬鹿への切符でした。

 俺は次のH2A打ち上げ成功の時、喜びを誰につたえよう。小惑星探査宇宙機「はやぶさ」がついに地球軌道に還った時、どんなツラで泣けばいいのか。

 彼の著したもの。俺にとっては、空を、宇宙を飛ぶもの、そのすべての理屈と情緒の教えでした。

 ■

 地球暦(タイプAD)2008年6月6日
 野田昌宏宇宙軍大元帥は、大宇宙の深淵へと旅立ったクラーク卿への護衛宇宙艦隊を率い、地球軌道を離脱した。
| 魂の読書 | 22:18 | comments(0) | - | pookmark |
海パンはSPEEDO
「着なければ勝負にならない」スピード水着 日本新5連発の爆発力

 中学時代なんと水泳部にいたので、海パンといえばSPEEDOに決まっています。
 野蛮な昭和は日本のスポーツ用品メーカーはダサダサで、シンプルなアローマークのSPEEDOの海パンスイムスーツが実にカッコ良かった。
 今となっては腹の出たおっさんの黒いビキニはワイセツが過ぎると家人に禁止され、サーフパンツという文字通りのデカパンですが、ゴーグルだけは何があろうとSPEEDOを死守しています。それも絶対ブラック。閑話休題。

 水泳はモータースポーツのようなマシンスポーツではないのだから、基本的に選手は好きなものを着るべきです。スポンサーへの配慮の負担を選手にさせすぎな気がします。

 スポーツ・テクノロジの側面からは、はっきり言って今のF1のホンダやトヨタのように「負けた」状態というだけです。なんかナショナリズム的な感情を持つ論調が多い気がしますが、かつてのホンダや、いつぞやのマラソンで威力を見せつけたアシックスのマラソンシューズの様に、勝つときだってあるわけです。

 俺はむしろ「技術者」であるべき日本のメーカーから「SPEEDOを使ってくれ」という要請が出なかった事を危惧します。

 マーケティング的には、賞外に沈むより、メダルを獲ってロゴ入りキャップでも被せるほうが良い、というかありえない。
 デベロッパとしては、この圧倒的力の差が分析できなかったのか?だとすれば、SPEEDOを凌ぐ日は遠いと思います。

 「負けた」のなら、雪辱を果たすべく動き出す事しか無いわけで、今、そのスイムスーツを着るだけで、易々とレコードタイムを叩き出す優秀な選手をスポンサードしていることこそを幸運に思うべきだと思います。

 彼らはまさに敵の技術を解析するテストベンチであり、間近のオリンピックという最高のテストフィールドも用意されています。
 
 今は雌伏の時。場当たりな成果物をでっち上げるのではなく、データロガーの前に戻る時です。
| Science/Technology | 15:11 | comments(0) | - | pookmark |