CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< December 2005 >>
SPONSORED LINKS
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
blogscouter
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

z-buffer

その奥は深いのか。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
ペガサスとフレディとF1と [8]
[1][2][3][4][5][6][7]

 2005年が終わります。

 ドラマチックなシーズンでした。レースを観戦するものとして、大いに見応えがあったシーズンなので「素晴らしい」と表現したいところですが、幸不幸の明暗があまりにも激しすぎました。

 4月6日。レーニエ大公逝去。偉大な王が去っても、モナコグランプリは続きます。

 今シーズンF1は、チームメイト同士で明暗が分かれ、また、チャンピオンを競い合ったキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソも。速さでは若干勝りながら、不運とマシンの信頼性に泣かされたキミが一歩及ばず、フェルナンドが史上最年少のチャンピオンになりました。
 
 グランプリが、断固たる意志を示した年でもありました。7月7日、パリを敗り、オリンピック誘致を決めたロンドンで、連続爆破テロが実行され、50を超える死者がでました。同時にスコットランドで開かれていたG8サミットへの打撃を狙ったものでもありました。その週末は、イギリスグランプリの日でした。

 厳戒態勢の中、レースを含む全ての行事は滞りなく行われました。2005年の予測で賭けに負けた新聞記者が、全裸でサーキットを一周するというお笑い行事さえ敢行されました。

 テロと闘う事は、テロに動じずいつも通りに生活する事。人殺しどもに、世界最速の男達を止められはしません、

 WRCもまた、明暗と波乱に見舞われました。イギリス・ラリーでプジョーのマルコ・マルティンのコ・ドライバー、マイケル・パークが、立ち木へのクラッシュで死亡。モータースポーツが、いかにたやすく人命を消費してしまうかを、思い知らされました。もう、充分ですが。

 続く日本ラリーで、チームの母国ラリーで必勝を期すスバルのペター・ソルベルグは、マシンも決り、好調にステージをクリアしていた所、あと2ステージ。先行車がかき出した岩に激突。マシンは致命的なダメージを負い、リタイヤを余儀なくされました。全く避け様のないアクシデントでした。

 マイケル・パークの悲劇を受け、プジョーチームは残りのレースのキャンセルを考えましたが、マーカス・グロンホルムは出場。ペターのアクシデントで1位を奪取。マイケルへ捧げる追悼の一勝を得ました。

 WRCのシーズンが終わると、もう一つ悲報が待っていました。脳腫瘍で闘病生活をおくっていたリチャード・バーンズが死去。2001年に、初めてスバルにチャンピオンをもたらした名ドライバーでした。

 その一方、WRCと共に転戦するPCWRC(プロダクション・カー・ワールド・ラリー・チャンピオンシップ)=市販車に近いマシンを使用するカテゴリーで、スバルを駆る新井敏弘がワールドチャンピオンに輝きました。これらのレースはFIAが主催するもので、新井敏弘はWRCチャンピオン、セバスチャン・ロウブやF1チャンピオン、フェルナンド・アロンソらと共に、モナコで表彰されました。
 当然、JAFをはじめ自動車の世界からの賞は多くが贈られましたが、一般のニュースとしては、ほぼ無視されました。


  
 俺がトップを奪う。ライバルを叩きのめす。
 続けていく意志が欲しい
 このショウを
 このショウを
 そしてショウは続かなければならない。

 「The show must go on」。フレディの手になるこの詩が、本稿の点火装置でした。
 そして、フル参加という意味において、フレディ・マーキュリーの最後の一枚となったアルバム「INNUENDO」の最終曲であった事をしったのは、ごく最近の事です。

 志半ばにしてステージを去る。それは彼の望みではなく、ましてや敗北でもない。そしてショウは続かなければならない。たとえ、そこから自分の姿が消えても。

 ずば抜けた資質も、闘志も、タフさも、やがてフェイド・アウトして行く。どんな才能の持ち主も、やがてその輝きを胸にしまい、戦いの場を去る日が来る。時には予告も無く、死が連れ去る事もある。

 しかしレーサーは、レーサーのまま生を全うする。

 2005年のシーズンも終わった11月13日、南アフリカ、キャラミサーキットで「GPマスターズ」という、F1レーサーのOBによるレースが行われました。牧歌的なものになるかと思われましたが、結果は、ナイジェル・マンセルとエマーソン・フィッティパルディのデッドヒートが繰り広げられ、0.408秒差でナイジェルが一位になりました。

 ナイジェルは豪快なドライビングで日本にもファンの多いレーサーです。そしてエマーソン。「赤いペガサス」では、マリオ・アンドレッティに次ぐ重要なキャラクターで、今回ナイジェルに猛チャージをかけた事からも、そのファイターぶりにかげりは無く、59歳の現在も、王者たるレーサーであり続けているのです。

 "The Race mast go on" レースは、続かなければならない。
 
 光を得たもの、影に遮られたもの、そして世を去ったもの。
 
 いろんな思いを飲み込んで、来年、ふたたびマシンが、そしてレーサーがグリッドに着くでしょう。



 年が押し迫って、もう一つ悲報が入りました。英国のエンジン・ファクトリー、コスワースの創業者の1人、キース・ダックワース氏が死去。70年代、コスワースDFVという、名エンジンを開発、多くのチャンピオンを産み出しました。

 2006年のF1のレギュレーションで、エンジンが8気筒に制限された事から、ウィリアムズがコスワースV8を積んで闘います。テスト段階で、20000回転オーバーというとほうも無いベンチを記録しています。

 ダックワース氏がこの世を去っても、コスワースV8は、伊、独、仏、日、世界のエンジンを向こうに回して闘い続けます。



 レーニエ大公は、長く会えなかったグレース妃を傍らに、ダックワース氏と来年の展望なぞを話しておられるのでしょうか。

(了) 

| Motor Sports | 07:37 | comments(0) | - | pookmark |
再起動
 10年を経てなお、記憶が薄れない1995年。阪神・淡路大震災と、オウム真理教による地下鉄サリン事件。
 特に後者は、組織犯罪に対し、国軍である陸上自衛隊が対応した事と、無差別テロが、殺傷事件であると同時に、軍事攻撃(大抵の生命保険は、テロによる死亡を免責事項に設定しています)であるという認識を、現実のものとしました。

 あの日、警察は、治安組織としての限界を知る事になり、陸上自衛隊は、北海道でも、対馬でもない、首都・東京で、自衛隊初の「実戦」を経験しました。それも、世界初の現代化学戦を戦った陸軍として。

 その後の事は、噂ばかりになってしまいますが、各国の治安組織、あるいは軍の人々が日本の警察を訪れ、対化学テロの情報を求めました。
 彼らは皆、陸自へ向うことになるのですが、その時のことを、軍事シンクタンクGlobal Security Orgでは、こう表現していました(もうその記事は発見できませんので、与太話として)。

 「陸自の対化学戦能力は目覚しいものがあり、細菌兵器に対しても、官民合わせると、異常な数のP4(危険な病原体を扱える施設の中で、もっとも高度な設備を持ったもの)実験施設を持っており、対細菌戦能力も優れているものと思われる。第二次大戦中には、枢軸側でもっとも優れた細菌戦研究・実験部隊、帝国陸軍731部隊を擁したことからも実力が伺い知れる。」

 731部隊を引っ張り出すのは勘弁して欲しいものですが、国外から見ればそんな風に見えるのでしょう。
 P4施設も、「官民」と言う所で、さもありなん。と信じていました。

 731部隊については、P4施設を持つ、国立感染研究所が建てられる時、まず危険性への懸念。人体実験被害者と思われる人骨の発見や、731部隊の施設跡地で「殺人ウィルス」(扇動的な表現ですね)を研究するのはいかがなものか?と、かなりもめた様です。

 付近住民の不安は当然ですが、P4は絶対に必要です。現実にエボラ出血熱のようなウィルスが存在し、積極的な予防・治療法が無い状態では。

 ところが、わが国には、「異常な数」どころか、国立感染研究所と、理化学研究所にしかP4施設は存在せず、しかも両方とも付近住民との合意が得られず、P3レベルでの実験しかなされていなかったのです。

 国内にP3は約100施設があるそうです。Global Security Orgの記事は、そちらを数えたのかもしれません。

 ただ、ショックではあります。激甚災害や大事故に対し、少しづづながら進歩していった10年を思うと、実際に起こりこそしませんでしたが、オウムが準備していた細菌テロの事を考えても(オウムの使おうとしたものはP4でなくても対処可能ですが)何の進展も見なかったことには失望しました。

 テロではなくても、鳥インフルエンザのような、組成がほんの僅か変わるだけで、スペイン風邪ウィルスになりかねない危険な状態は常にあります。また、科学的先進国として、エボラ出血熱のような、恐るべきウィルスに対抗する事は義務でもあると思います。

 最初に、Global Security Orgが731部隊を引き合いに出したのを勘弁してくれと書きましたが、医学、薬学、また予防医学、そして製薬会社に、多くの731部隊OBがスカウトされていった様です(きちんとしたウラはとっていません)。
 親玉の石井隊長は、例の謎の東京裁判への訴追無しの事実とあいまって、不気味さはあります。筆が勢い余った訳ではないのですね。

 日本の場合、薬害エイズ事件もあり、良い印象は持ちにくいですが、月へ行ったサターン5を設計したロケット科学者、ウェルナー・フォン・ブラウン博士のように、現在もなお、人類の悪夢の一つである弾道ミサイルの原型・V2を設計した罪は、問われていません。

 また、P4施設そのものが安全かどうか、国立感染研究所の新井秀雄氏が告発しています。

 今回の政府の対応は、まず法整備からとなっています。現在日本のP4施設が稼動していないのは付近住民との合意が得られないからで、これを潰すための法整備にならない事を望みます。

 P4はあくまでも目安で、日本独自のもっと厳しい基準を作っても良いと思います。

 その上で、タテマエでない、国際貢献として、P4施設を必要とするクラスの病原体への挑戦を始めるべきです。

| Science/Technology | 19:33 | comments(0) | - | pookmark |
 過日の、はやぶさ帰還延期の記者会見での、不思議なポジティブさは幻だったのでしょうか?

  NASA-JPLにより、前人未到の彗星サンプリングに挑んだ、彗星探査宇宙機スターダストが、1月15日にサンプルを地球(アメリカ・ネバダ州の砂漠)に投下します。
 
  無事回収できれば、人類は始めて彗星そのものを手にすることになるのです。
 まさに壮挙。すばらしい。

 そして我らがISAS/JAXAが、前人未到の小惑星サンプリングに挑み、成果が期待される小惑星探査宇宙機はやぶさが、数々の困難を克服し地球へ帰還すべく時を待っています。

 この記事を、毎日新聞産經新聞共同通信がそろって、「はやぶさを『尻目』に見て一足先の帰還」と表現しています。

 確かに、はやぶさは多くのマシントラブルを抱え、ミッションのディレイを余儀なくされています。

 しかし予定通りでも2007年7月の帰還です。一方スターダストは2006年1月。打上げもはやぶさが2003年、スターダストが1999年。到達距離もはやぶさが約3億キロ、スターダストが約46億キロ、と早い遅いの話ではありません。

 「尻目に」ってなんですか?スターダストとはやぶさはパン食い競争でもしてたんですか?はやぶさがコケたんですか?

 「尻」を使えという表現コードが新聞社にあるのですか?NASA-JPLのロケットサイエンティストたちが「お尻ペンペン、お先に〜」とせせら笑いでもしたんですか。

 彼らも、火星探査で、スタックしたローバーに(ありとあらゆる対処を採りつつ)「動け」と祈りました。現在のはやぶさの運営チームと同じように。
 また、太陽風の粒子サンプリングを成功させたジェネシス宇宙機は、最期に、地球でのカプセル捕捉に失敗してカプセルを破壊してしまい、サンプルを殆ど失いました。

 多くの栄光と、それを得る困難と共に、苦杯の苦さも知っている、NASA-JPLのスタッフに対しても冒涜だと思います。
 今や、宇宙開発・探査は、一国の力だけでどうなるものではありません。
 飛べないスペースシャトルの替わりに、ISS(国際宇宙ステーション)を維持しているのはロシアのソユーズロケットです。ヨーロッパは超国家企業ESAを組織して宇宙を目指し続けています。はやぶさを運用する為にNASAの管制施設の協力を得ています。

  結局。という言葉は好きではありませんが、日本の宇宙開発に対する報道機関の、頭の悪い状態はなんでしょう?
 なんの基礎知識も無いくせに「競争」を論点にして、スターダストそのものへの理解も敬意も無く自虐のネタにして「尻」とか書いて。

 それを日本を代表する報道機関の記者が3人も、申し合わせたように「尻」「尻」「尻」と。
 現代は、頑張って新聞を何種類もとらなくても、報道比較ができる時代です。そもそも、新聞社は社是、社のカラーをまとって記事を書いている筈です。だから、情報の偏りを防ぎ、まあ、まずあり得ませんが情報統制の様な国家の動きを防ぐ事もできます。

 それが、例えばAFPとかロイターとかから買う「おもしろトピックス」の様に、3報道機関が雁首揃えて「尻」「尻」「尻」と。

 「尻」しか思いつかない、そんなクローン記者は3人も要りません。毎日、産経、共同の何処が引き取っても良いですから、バラして3コイチにでもして下さい。
 尻好きですから、東スポとか、英国に叩き売ってザ・サン紙に入ってもらった方が資質が生きるかもしれません。科学記事で「尻」を連呼するな。頼むから。

| Science/Technology | 16:57 | comments(0) | - | pookmark |
ひっかかる
 11年に渡り、今も続くチェチェンとロシアの戦争で、ロシア軍将兵と、チェチェンのイスラム武装勢力の戦死者が互角という研究結果が出ました。
 ロシア陸空軍の機械化兵力をもってしても、自動小銃、RPG(携帯対戦車ロケット)、手榴弾、地雷等の基本的な歩兵装備の軍を制圧できないわけです。

 そして、この老いた、いち退役ロシア軍技術将校の名前など、忘れてあげたいものですが、ミハイル・カラシニコフ退役中将が開発したAK47/74自動小銃が、如何にたくさんの人を殺したか、同時に、理不尽な支配に実力で立ち向かおうとする、独立を求める人々を、如何に助けたか。同じ銃を持つもの同士が戦い、同じような数の戦死者を出した。このやりきれない数字が、軍事産業というものが持つ、根本的逆説、あるいは矛盾です。

 貧しい国は、貧しいなりに国防を考えなければなりません。また、そういった国は、どうかすると指導者が国家の利権を掌握し、私兵としての国軍を持つという許し難い体制を持っていたりします。

 その多くが、貧困ゆえの人権侵害が常態化しているアフリカの貧しい国々で、その貧困を認識しようという事でホワイトバンドというキャンペーンが行われています。

 ただ、そのシリコンの輪っかが、中国で生産されていることに、俺は引っ掛かりがありました。
 廉価な中国製の兵器は、アフリカに多数輸出されています。上記のAK自動小銃のコピー品などその最たるものです。
 先進国が生産、装備する兵器の方が金額ははるかに高く、使われる額も凄いものになりますが、アフリカの小さな国が使う、その僅かな額の兵器調達費が、国庫を圧迫している比率は桁違いです。

 いま、その輪っかの調達先を換えようと、なぜか南アフリカに働きかけているようです。

 アフリカン、そしてカラード、白人という複雑な人種差別が(マンデラ大統領の就任によって無くなったことになってはいますが)作る苛烈な階級社会。そしてマンデラ元大統領の子息の命さえも奪った、爆発的なHIVの蔓延。

 これらの、社会的弱者の為になるのでしょうか?
 ならないなら中国での生産と変わりはありません。

 南アフリカは、アフリカ最大の武器輸出国です。また、核兵器を装備した事も認めています(現在は廃止)。
 地下資源にも恵まれ、ダイヤプラチナの大輸出国です。

 そして、実際に行ってみて解るのは、ヨーロッパの人々の定番の観光地である、美しく、豊かな土地と過ごしやすい地中海型気候の豊かな国です。

 そこに、絶望的な貧富の差があり、山沿いに建つメイドのいる邸宅と、金網に囲まれたゲットーが存在しています。

 シリコンの輪を作るのは、貧しい人々に仕事を提供する事になるのでしょうか?高分子樹脂であるシリコン工場は、結局資本家しか稼動させられなかったりするのではないでしょうか?

 俺は軍事的なことに興味がありますが、誰が誰の商売で誰を殺しているか?という命題もその一つです。
 そこを考えると、中華人民共和国と南アフリカ連邦は「手の汚れた」国です。

 ホワイトバンドキャンペーンは、俺は参画しませんが、キャンペーン自体をどうこう言うつもりもありません。現状に目が向くだけでもたいしたものです。

 ただ、出血している傷口を、眺めるだけではその人は助かりません。

| 時事[国際] | 16:25 | comments(1) | - | pookmark |
半可通
 俺が6・3・3で教えを受けた(こんな表現は使いたくないのですが、少し悪口を控えようかと)教師は、70%は独善的な奴でした。人に教えると言う行為が、ある程度強い克己心がないと出来ないものだと想像されますから、ある程度の独善は必要なものなのかもしれません。

 また教師の悪口ですが、この似たテイストを持つ2つの事件。

 ・「ヒトラーのように指導すればいい」 新潟の高校長
 ・授業で「赤紙」配布 戦争拒んだ生徒に「非国民」
 
 いっぱい書く事はありますが、知識を書いても仕方ないのでそれは止めます。

 この2つは、センセーショナルな戦争関係単語が間違った使われ方をしています。「不適切な表現」と言う最近の流行りに括られるものですが、自分が中学時代から感じていた、近代・現代史の教育がおろそかにされている事の害が、変な教師の変な行動に現れているような気がします。

 ヒトラー校長。
 「我が闘争」まで読めとは言いませんが、水木しげる作「ヒットラー」くらい読んでから引用して欲しいものです。
 この校長は「プロパガンダ」という言葉を知っているのでしょうか?「洗脳」とか。

 赤紙先生。
 召集令状の非人道性(とこの教師が思っているのなら)を生徒に教えようと言うなら、たとえばアフリカの少年兵士の話をするべきだと思います。人に物を教えるのならそのくらい自分で勉強したっていい。

 豊かな日本の子供を、強制的に軍に入れる事で脅かしても、あまり意味は無いと思います。今、進行している非人道を教えて欲しいものだと思います。



 余談ですが、とあるバーでうっかり雑誌「軍事研究」をテーブルに置いてしまい、それに目をとめた人に、凄い目、(まああれがファシストを見るような目なのでしょう)で睨まれたことがあります。

 「軍事研究」誌は、タイトルが内容を全て現しています。全然好戦的ではありませんし、俺のような武器ヲタクが見て楽しいものも載ってはいますが、殆どは軍事と言う視点から見た外交の話です。

 戦争の話は人殺しの話です。そして戦争による人殺しは外交という手段で同じ効果を得る事も可能です。
 うろ覚えで軽々しく教えたり引用するものではないと思います。

 自戒をこめて。

| 時事[社会] | 23:36 | comments(0) | - | pookmark |