大阪府警豊中南署などは14日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで、住所不定、無職、木戸将勝容疑者(21)を逮捕した。ベガス、マイアミ、NYと、科学の力で悪を追うわれらがCSIも、いち地方公務員というヒエラルキー上の問題から、「国家」や「連邦」に捜査を邪魔される事もままあります。
任意同行を拒否した際に、木戸容疑者が捨てた耳かきを捜査員が拾い、耳あかや皮膚片のDNA型鑑定の結果が乗り捨てた車両の血痕と一致した。
「無免許運転がばれると思い逃げた」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、今年2月5日午後11時5分ごろ、同府豊中市服部寿町で、乗用車を運転中に一時停止を無視して市道交差点に進入。軽トラックと衝突し、運転していた吹田市の会社員男性(46)ら2人に重傷を負わせ、そのまま走って逃げたとしている。
乗用車内から木戸容疑者の住民基本台帳カードが見つかり、同署が任意同行を求めたが、これを拒否。この際、木戸容疑者が路上に捨てた耳かきを捜査員が拾っていた。同署の調べに対し、木戸容疑者は運転時の覚醒剤使用も認めており、鑑定を進めている。(産経新聞2009.6.15 18:23)
1950年代に手塚治虫氏や赤塚不二夫氏ら著名な漫画家らが住んでいた東京都豊島区のアパート「トキワ荘」。若き漫画家らがよく通った近くの中華料理店「松葉」は、今も全国の漫画ファンが訪れる店として知られる。脳梗塞(こうそく)で倒れた2代目店主に代わって中国出身の妻が、ラーメンの味を守り続ける。阿佐ヶ谷のとあるロックバーで、「小池さん」という方と時々一緒になります。
「松葉」は創業約60年。トキワ荘に住んでいた藤子不二雄(A)さんの自伝的漫画「まんが道」では、主人公の2人が「ンマーイ!」と声を上げてラーメンを食べるシーンなどにたびたび実名で登場する。
客席は22ほど。27年前に解体されたトキワ荘にゆかりの深い店では、現存する唯一の店だ。人気メニューは、さっぱりしたしょうゆ味の定番「ラーメン」(480円)。来店者の9割が注文する。
つくるのは山本麗華さん(45)。中国・福建省の出身で、2代目店主の一廣さん(57)と91年に結婚した。本格的な料理をしたこともなく日本語もわからないまま、見よう見まねで、一廣さんの手伝いを始め、作り方を覚えていった。
危機が訪れたのは、2年前の7月。一廣さんが脳梗塞で倒れた。麗華さんは、夫の身の回りの世話をしながら、店を切り盛りするようになった。長女の桃子さん(15)や親類、近所の人たちも店を手伝ってくれて、「なんとかなってるよー」という。
「本当によく働いてくれている。頭が上がらない」という夫にも、「言葉がわからないのは大変だけど、働くのは大変とは思わなかったよ。一生懸命働こうと思ってたしねー」と屈託がない。
商店の数が20年前の3分の1になったという地元商店街では、長年の要望活動が実り、4月に近くの南長崎花咲公園にトキワ荘の記念碑ができた。「漫画家の聖地巡礼」として地元の商店街を訪れる人が増えるなか、「松葉」は、「まんが道」を読んだ全国のファンが足を運ぶ店として期待も大きい。
麗華さんは「忙しくなった。つらいねー」と笑いながら、長年続く伝統の味を守り続けている。(中野真也)(朝日新聞2009年6月14日)
県営名古屋空港周辺の春日井市民らでつくる「春日井市飛行場周辺対策市民協議会」の役員会が10日あり、空港と滑走路を共有している航空自衛隊小牧基地が今秋の航空祭で検討しているアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行について、反対意見が相次いだ。いつだったか、航空自衛隊の入間基地祭。あいにくの雨模様で、戦術輸送機C-1の「輸送機」とはとうてい思えない派手な機動飛行や、「悪天候など!」な航空救難隊のすばらしいデモはなんとか行われましたが、雨の中ブルーインパルスを待ち続けた来場者に「演技中止」が告げられました。
同協議会によると、4月中旬に同基地からブルーインパルスの展示飛行への協力要請があり、理事会を開いて協議。事故発生や基地機能強化の懸念などから「容認できない」とする文書を5月1日に同基地に提出した。
役員会では理事が経緯を説明。出席者からは「飛行は危険を伴うのでとても不安。絶対にやめてほしい」「住宅地の上空で飛ぶことは認められない」 「ブルーインパルスを含め、戦闘機の飛来は好ましくない」などと反発の声が出た。理事側は、会議で出た意見を今後の要望活動に反映させていく方針を示し た。
会議ではほかに、協議会の新しい会長に木野瀬皓一味美連合区長を選出。7月6日に総会を開き、事業計画などを審議することを決めた。木野瀬会長は「小牧基地に対し、航空輸送と教育を中心にした現行業務を変えないよう運動していく必要がある」とあいさつした。中日新聞2009年6月11日(小野沢健太)
【シ ンガポール=宮野弘之】オーストラリアでインド人学生を狙った襲撃事件が相次いでいる。犯人はほとんどが10代の少年で、「おやじ狩り」ならぬ「カレー バッシング(たたき)」と称している。メルボルンではインド人学生ら数千人が抗議の座り込みをし、インド政府は早期解決を要求、両国の外交問題にまで発展 しつつある。カレーは、大英帝国海軍に範をとり、帝政ロシアを退けた大日本帝国海軍から現代の海上自衛隊に至るまで、我が国の伝統食として定着しました。
襲撃事件は、メルボルンだけで過去1年で70件に上る。先週には続けて5人が襲われ1人は意識不明だ。ある学生は、若い男数人に囲まれカネを奪われ、「インドに帰れ」とののしられたうえ、ドライバーで腹などを刺されたという。
シドニーで学生の面倒を見るインド人医師が地元紙に語ったところでは、同様の事件はシドニーでも4月だけで約20件。しかし、学生は面倒に巻き込まれ、永 住権をとれなくなるのを恐れ、ほとんど警察に届け出ない。犯人は若く、昨年末にインド人男性を殺害し逮捕された少年2人は18歳、先週シドニーで大学生を 襲ったのは12歳から16歳の少年6人だった。
同医師によると、若者の間では「レッツゴー・カレー・バッシング」というのが、インド人襲撃の合言葉になっているという。
5月31日にはメルボルンで数千人のインド人学生らが抗議デモを行った。今月1日にはインドのシン首相がラッド首相と電話で会談し、事態の速やかな収拾を 求めた。ラッド政権は2日、治安担当責任者をトップとする特別調査委員会を設置。メルボルンが州都のビクトリア州政府は人種や宗教、性別などが犯罪の動機 の場合、より厳しい罰則を設ける方向で法改正し年内の施行を目指すという。
現在、オーストラリア国内には約9万3000人のインド人留学生がおり、そのほとんどがメルボルン、シドニーに集中している。
銃はあくまでも道具であり、それで人殺しをやらかすのは人間。ですが、簡単に殺しの規模を極大化させてしまいます。最近の例を思い出すままに、ドイツ、フィンランド、日本・長崎。タレントの原田伸郎さん(57)が、びわ湖放送(大津市)のテレビ番組で許可なく猟銃を手に取ったとして、滋賀県警が、同放送本社を銃刀法違反容疑で捜索していたことがわかった。
県警は今後、原田さんからも同法違反容疑で事情を聞く方針。
捜査関係者によると、番組は、1月17日に同県余呉町から生放送された「ときめき滋賀’S」。このなかで、原田さんは地元の猟友会員(49)から猟銃を渡され、手にしたという。原田さんは県公安委員会から猟銃所持の許可は受けていなかった。
びわ湖放送の伊藤彰彦・編成部長は「猟銃を手に取っただけで、所持には当たらないと認識している。捜査には協力していきたい」と話している。
原田さんの所属事務所は「(原田さんは)相手から『見せましょうか』などと言われ、断れずに猟銃を持っただけだ」と説明している。
(2009年6月1日22時48分 読売新聞)
表:たばこをやめてほしい著名人
31日の世界禁煙デーにちなみ、市民団体「タバコ問題首都圏協議会」が、喫煙をやめてほしい著名人のコンテスト結果を発表した。1位は落語家の立川志の輔さん。4位には、麻生首相が初めてランクインした。
コンテストは03年から毎年実施され、たばこをやめたら国民に禁煙のきっかけを与えることが選考基準。同会のメンバーやインターネットでの一般投票を集計した。
立川さんは、昨年の7位から急上昇。NHKで長年司会を務める番組で、健康を取り上げていることが影響しているようだ。11位にはオバマ米大統領の名前も。投票者からは、麻生首相とともに「日米首脳で禁煙同盟を」とのコメントもあった。
禁煙に成功した著名人を毎年「勝手に」表彰する「卒煙表彰」は、今年は歌手和田アキ子さん、タレント香取慎吾さん、プロデューサーおちまさとさんに贈った。