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馬鹿が戦車でやってくる
馬鹿が戦車でやってくる [DVD]
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 全国三千万戦車愛好家のあいだでは「バカセン」と呼ばれる(呼ばれません)戦車映画の傑作です(だいいちこの題名は「タンク」と読みます)。
 しかし、キーボードを打つ手も弾むこの素晴らしい題名。邦画最強であります。

 素晴らしい題名は一発で映画を語り尽くします。百姓根性の満ちあふれた未開なショボイ百姓村を、村八分で貧乏でお頭が特異なハナ肇が一個機甲師団もとい軽戦車を駆って殲滅するという痛快バカストーリィ。

 お頭が特異で純情な故に(悪い意味での)百姓根性=姑息でオトナな村人に、ぬるい悪意と仕打ちを受け、ついにブチ切れる戦車野郎ハナは、まるでクソ生意気な小僧が偶然殺人ロボに搭乗してでかい口を叩きまくるなんかのアニメの原型に思えます。

 ショボい村のショボい何もかもを破壊し尽くす、戦車の持つ鋼鉄の装甲は、姑息なオトナの「社会性」という壁をも破壊できるかに見えますが、装甲も一種の奇形でしかありません。

 本作では、鳥になっちゃった犬塚弘演じるハナの弟と、アメリカやヨーロッパのものと趣が違う、せせこましい畦道まがいのところを驀進しても道を壊さない日本軍の小さな戦車、そして美しい昔の日本が、ビジュアルを外すとけっこう陰険なストーリィをファンタジィに昇華させています。

 この映画の感情みたいなものは、士郎正宗の「ドミニオン」に似ています。装甲の全能感を、生のよりどころとする、主人公のかわいい女警官のように。

 ハナ戦車は、貧乏なボロ家のさらにボロな納屋にカムフラージュされ、そこから出撃します。
 この設定は後に、「サンダーバード」のアンダーソン夫妻の手になるSFTVドラマ「キャプテン・スカーレット」の登場メカ「SPV」こと「追跡戦闘車」というカッコイイ装甲車が、英国の農家の納屋とかに隠されているという設定の原型になりました。(ウソ)


ドミニオン Comic borne
士郎 正宗
| 魂の映像 | 14:23 | comments(0) | - | pookmark |
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