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z-bufferその奥は深いのか。
2008.11.12 Wednesday
沖縄の涙
トシがバレますが、日本のロックバンドに「紫」という凄いのがいまして、そのアルバムのモチーフには、B-52爆撃機のシルエットがよく使われました。
「紫」は沖縄のバンドです。 俺の世代と少し上の人たちにとって、沖縄=B-52です。 同機はひと飛びでベトナムを爆撃し沖縄まで還ってきました。 たとえば、グリーンランドが南米並みに馬鹿でかく見える、メルカトル図法の世界地図でなく、地球儀を使いいろんな方向から日本を眺めると、沖縄はアジアほぼ全域への足がかりとなる、奇跡的な位置にあることが解ります。 奇跡、という言い方はふさわしくないかもしれません。どこの国が覇権を握ろうと、その国は沖縄に軍事基地を置く必要があります。 イラク支援活動を行っている高遠菜穂子氏のページに、こんな台詞がありました。 >ワタシ:「オキナワのイメージって弾薬庫っていうイメージだけ!?」 >カーシム:「そうだよ。それしか知らないもの。殺したり、虐待する米兵の町」 沖縄を訪問したイラク青年の認識です。 高遠氏は涙を流しましたが、この事をやっと認識していただけたか、とも思います。 現代においては、太平洋戦争末期、凄惨な戦いのあと米軍が沖縄を占領して以降、米軍がアジアの各地にばらまく死の本拠地でありつづけました。 そして日本は、同じ屋根の下に居続けています。 最近でも、イラク戦争の兵站の他に、北の将軍様がミサイルを悪さしているとき、「コブラボール」をはじめとする特殊なミサイル追跡機が次々と飛来しましたし(今も来ていますが)、F-22を売るの売らないのと揉めている、空自のFX(次期戦闘機)も、老骨に鞭打ち沖縄の空を守るF-4戦闘機の代替でもあります。 俺自身としての結論はありません。 遠くて浅い海 (文春文庫 ひ 16-3) ヒキタ クニオ コメント
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